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今日は、市役所の方から頂いた情報です。

法務省が昭和56年度から行っている全国中学生人権作文コンテストにおいて木更津第一中学校の金子華音(かねこかのん)さんが日本放送協会会長賞を受賞されたという嬉しいニュースが届きました。

この全国中学生人権作文コンテストですが、法務省のホームページによると・・・

法務省では,昭和56年度から,次世代を担う中学生が人権問題についての作文を書くことにより,人権尊重の重要性,必要性についての理解を深めるとともに,豊かな人権感覚を身につけることを目的として「全国中学生人権作文コンテスト」を実施しています。本年度の大会で37回目を迎えました。

今回で第37回目を迎える全国中学生人権作文コンテストですが今回の応募数は、7,358校から、960,390名の応募があったそうです!96万人の中からの受賞ですから、すごいことですね!

 

ちなみに応募作品の内訳は・・・
・子どもに関する問題に関する作文 37.7%
・戦争・平和に関する作文 12.2%
・障害のある人に関する問題に関する作文 10.4%
・差別問題一般に関する作文 7.1%
・高齢者問題に関する作文 5.1%
となっていて、このテーマでの作文が応募総数全体の7割以上となっているそうです。

審査は、各都道府県単位で地方大会を実施して、優秀作品102編が中央大会へ推薦され多とのことで、ここに残るだけでも大変なことですね。

ちなみにホームページによると、以下のような賞があります。
1.内閣総理大臣賞
2.法務大臣賞
3.文部科学大臣賞
4.法務副大臣賞
5.法務大臣政務官賞
6.全国人権擁護委員会連合会会長賞
7.一般社団法人日本新聞協会会長賞
8.日本放送協会会長賞
9.法務事務次官賞
10.法務事務次官賞
11.法務事務次官賞

気になる作文の概要ですが、法務省のホームページからの抜粋です。

8 日本放送協会会長賞  「概念を取り払って」

千葉県・木更津市立木更津第一中学校 3年 金子 華音(かねこ かのん)

小学生のときは,男の子のような服装をし,髪も短かった。男の子と間違えられることも多かった。そんな作者も,学年が上がるにつれて,魅力的な女性になりたいと思う ようになった。今の自分があるのは,ありのままの自分を受け入れ,自由にさせてくれ た周りの人のおかげだと考える。「女だからスカートを履け」「男なら強くなきゃ」とい うような固定観念は取り払うべき。それぞれの個性を受け入れて,その上で自分の世界 を広げることができたら,もっと良い世の中になるはずだ。

また、法務省のホームページには、受賞11作品は、PDFで掲載されていますので、どんな作品なのか?興味がある方は、ホームページをご覧くださいね。

法務省「第37回全国中学生人権作文コンテスト中央大会の表彰等について

今日は、とてもおめでたいニュースをレポートさせて頂きました!おめでとうございます!

 

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